第44回 日本リハビリテーション医学会九州地方会
ならびに専門医・認定臨床医生涯学習教育研修会
開催日時:平成30年9月9日(日)9:00~16:30(予定)
会場:J:COM ホルトホール大分 http://www.horutohall-oita.jp/
〒870-0839 大分市金池南一丁目5番1号
プログラム
抄録
第44回日本リハビリテーション医学会九州地方会ならびに専門医・認定臨床医生涯学習教育研修会は、多くの皆様のご参加をいただき、成功裏に終了しました。ご協力、ご支援いただきました全ての皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
1.第44回 日本リハビリテーション医学会九州地方会
認定単位:参加10単位(筆頭演者はさらに年度末自己申請により1演題10単位)
日本専門医機構専門医は参加2単位(筆頭演者はさらに年度末自己申請により1演題1単位)
地方会参加費:会員:2,000円 非会員(医師):3,000円
コメディカル:1,000円 学生:500円
地方会幹事:大分大学総括理事 津村 弘
開催事務局:〒879-5593 大分県由布市挾間町医大ケ丘1-1
大分大学医学部整形外科学講座内 担当秘書 坂本
TEL:097-586-5876 FAX:097-586-6647
問い合わせ先 e-mail:mkataoka@oita-u.ac.jp
演題申込み先 e-mail:kyureha44@oita-u.ac.jp
2.専門医・認定臨床医生涯教育研修会
講演内容:
1 会長招聘講演
日本リハビリテーション医学会・理事長(京都府立医科大学教授)久保 俊一 先生
「リハビリテーション医学・医療の展望」
2017年より日本リハビリテーション医学会では、「機能を回復する」・「障害を克服する」・「活動を育む」という3つのポイントをリハビリテーション医学の説明に用いている。すなわち、疾病・外傷で低下した身体的・精神的機能を回復させ、障害を克服するという従来の解釈のうえに立って、ヒトの営みの基本である「活動」に着目し、その賦活化を図る過程がリハビリテーション医学の中心であるとしている。講演では、リハビリテーション医学・医療の最新情報と日本リハビリテーション医学会の各種取り組みを概説する。
2 産業医科大学若松病院 リハビリテーション科 診療教授 岡崎 哲也 先生
「リハビリテーション医療における高次脳機能障害への支援」
高次脳機能障害への支援では,発症・受傷後早期からの医学的な診断,治療とともに,経過に応じて公的な障害認定や福祉・雇用・地域社会との連携を行う必要がある.高次脳機能障害の改善は当事者と社会との関わりの中で達成され,その過程でリハビリテーション科医が果たすべき役割は大きい.リハビリテーション科医に役立つ診断やリハビリテーションの要点と社会資源の利用などについて紹介したい.
3 鹿児島大学病院 リハビリテーション部 講師 吉田 輝 先生
「ICUから始める急性期リハビリテーション」
ICUにおける急性期リハビリテーションが人工呼吸器装着期間の短縮や退院時の機能的自立度の改善などの効果をもたらすとの報告がなされているが、その実施においては、患者の状態の十分な把握、リスク管理、多職種連携による安全性の確保が必須である。当院では2012年からICU専従の理学療法士を配置しICUでの急性期リハビリテーションを実践してきた。ICUからの急性期リハビリテーションの流れや注意すべき点について、当院での取り組みを交え紹介する。
研修会区分:
1 必須領域[1] 総論
2 必須領域[5] 脳損傷
3 必須領域[3] 治療・介入
認定単位:30単位 日本専門医機構専門医は3単位
受講費:10単位毎に1,500円、ただし日本専門医機構専門医は1単位ごとに1500円
研修担当委員:下堂薗 恵(鹿児島大学)
事前申し込み:不要
認定臨床医受験資格要件:認定臨床医の認定に関する内規第2条2号に定める指定の教育研修会(必須以外)に該当します。
日本整形外科学会認定教育研修単位
1 必須分野番号:14-4(指導医講習会、保険医療講習会、臨床研究/臨床試験講習会、医療事故検討会、医療法制講習会、医療経済(医療保健など)に関する講習会など)
2 必須分野番号:13(医療倫理)
3 必須分野番号:14-5(医療全般にわたる講演会など、従来の分野14のうち14-1~14-4にあてはまらないもの)
14-1~4は機構認定専門医共通講習、14-1~3は機構認定専門医必修講習(5年間で14分野を各1回以受講しなければならない)
受講費:1単位毎に1,000円、
事前申し込み:不要
お問い合わせ:大分大学医学部整形外科 坂本まで (097-586-5876)